2012年10月25日

『フリーター、家を買う。』(☆☆☆☆:小説おすすめ度)

『フリーター、家を買う。』(フリーター、いえをかう。)は、2009年に刊行された有川浩による日本の小説作品。

<あらすじ>
大学を卒業して就職したものの、会社に馴染めず三ヶ月ほどで会社を辞めてしまった武誠治は、以後再就職も出来ずにだらだらとフリーター生活を送り、その事が原因で父との口論が絶えず、母はそんな誠治をかばい続けて来た。だが、ある日母がうつ病になってしまい、姉からもだらしのない現状や自身が気づかなかった母親の苦悩を容赦なく指摘され、このままではいけないとようやく考え始める。 当面の目標として、まず就職することと100万円を貯めることを決め、誠治は家族のために一念発起し、バイトに就職活動に母の看病にと奔走する。

<感想>
題名からフリーターが一戸建てを買うサクセスストーリーと思いましたが、家を買うのはフリーターではないですし、それが本書の主題でもありません。要は真面目な社会人になるとはどういうことか、それを母親の病気、鬱病を通しそれを自覚して成長する物語です。有川浩の素晴しい所は、しっかりとした取材で鬱病や土木関係の仕事などを丁寧に描きリアリティを崩さない所だと思いました。

〜『フリーター、家を買う。』、有川浩〜
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有川浩

有川浩

有川 浩(ありかわ ひろ、1972年6月9日 - )は、日本の女性小説家、ライトノベル作家。高知県出身。

人物2003年に『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌年に同作にてデビュー。

ライトノベルでデビューしながらも、2作目からは一般文芸書籍と同等のハードカバー出版が続いており電撃文庫出身作家の中でも特殊な扱いを受けている(文庫で出版されたデビュー作『塩の街』も、後にハードカバーで出版され直した)。インタビューでは、作品を大人向けのライトノベルと語っており、一般文芸に活動の範囲を広げた現在でも自らを「ライトノベル作家」と称している。 2006年に発売された『図書館戦争』は、「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を、2007年度本屋大賞で第5位を獲得。2008年、『図書館戦争』シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。『植物図鑑』が2010年度本屋大賞第8位、第1回ブクログ大賞小説部門大賞を受賞。『キケン』が2011年度本屋大賞第9位、第2回ブクログ大賞小説部門大賞を受賞。『ストーリー・セラー』が2011年度本屋大賞第10位、『県庁おもてなし課』が雑誌ダ・ヴィンチのBOOK OF THE YEAR2011で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門を受賞するなど、活躍の場を広げている。
電撃文庫の他作家からは「姉さん」と呼ばれている(少なくとも、柴村仁・壁井ユカコの二人が発言)。 名前の浩が「ひろし」と読めるため男性だと勘違いされることも多い。なお、『県庁おもてなし課』(角川書店 2011年)の印税をすべて東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付することを「有川日記」にて公言している。
posted by 推理小説家 at 17:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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