2010年01月23日

ダン・ブラウン

ダン・ブラウン

ダン・ブラウン(Dan Brown, 1964年6月22日 - )は、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州出身の小説家、推理作家。

フィリップス・エクセター・アカデミーを経て、アムハースト大学を卒業。母校フィリップス・エクセター・アカデミーの英語教師を勤めながら作家業を開始する。
2003年に発表した第4作の小説『ダ・ヴィンチ・コード』は世界的な大ベストセラーとなったが、賛否両論を巻き起こした(2006年5月20日、映画公開)。
デビュー作『パズル・パレス』(原題:Digital Fortress)は、日本では角川書店より2006年4月3日に刊行された。
父は数学者、母は宗教音楽家。妻は美術史研究者で画家。
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2009年07月18日

『ダビンチコード(ダ・ヴィンチ・コード)』(☆☆☆☆:小説おすすめ度)

『ダ・ヴィンチ・コード』(The Da Vinci Code)は、ダン・ブラウンの長編推理小説。アメリカで2003年に出版された。『天使と悪魔』に次ぐ「ロバート・ラングドン」シリーズの第2作目。『ウィトルウィウス的人体図』、『モナ・リザ』、『岩窟の聖母』、『最後の晩餐』などのレオナルド・ダ・ヴィンチ作品の謎にはじまり、多くの流説を結びつけた内容は世界的にヒットし、44言語に翻訳され7000万部の大ベストセラーとなった。筆者が(フィクションであるにも関わらず)事実に基づいていると述べたため、多くの研究者による論争が行われている。

<あらすじ>
深夜、パリのホテル・リッツに宿泊していたハーバード大学の宗教象徴学教授であるロバート・ラングドンの元に、フランス警察の警部補ジェローム・コレが訪ねてきた。急用による同行を請われ、到着した場所はルーヴル美術館だった。そこでラングドンは、ルーヴル美術館館長ジャック・ソニエールの死体が猟奇殺人にも似たウィトルウィウス的人体図を模した形で発見されたと伝えられる。
警察は宗教象徴学者の立場から、事件に対するラングドンの見解を聞きたいと協力を要請した。しかし、実際はソニエールと会う約束をしていたラングドンを容疑者として疑い、逮捕するために呼んだのである。ラングドンはソニエールの孫娘にして警察の暗号解読官でもあるソフィー・ヌヴーの協力と機転により、その場を脱した。ソフィーは祖父の状態を祖父が自らに遺した、自分にしか解けない暗号であると見抜き、ラングドンの潔白に確信を持っていた。これを上に報告しても一笑に付されると感じたソフィーはラングドンの協力を得るため、彼を逃がす。しかしそのことによってラングドンはソフィーともども警察に追われることになってしまう。
一方でソニエールを殺した犯人とその黒幕は、かつてソニエールが秘匿したとされる聖杯の秘密を追っていた。そして、その毒牙もまたラングドンたちを追い続ける。

<感想>
普通のサスペンスと全然違います。主人公のソフィーとランドンが各所で追われる。本来ならすぐに逃げる方法を考えるものですが、この小説ではその時に限って二人は詳細な謎解きや調べものに熱中してしまいます。逃げる方法は原則逃げてから始めて分かる仕組みになっています。読むほうは、そんなことをしていないで早く逃げて欲しいと思い、ついつい4,5ページ先をぱらぱらとめくって助かったのかな?と、確認したくなってしまうぐらいです。そのじらしかたが実にうまいと思いました。何よりも題材とされている内容があまりに魅力的で、その面白さ故にぐいぐい読めます。五芒星・フィボナッチ数列・黄金比・クリプテックス・弱強五歩格etc…と、あらゆるファクターが連鎖する鍵となり、奥また奥へと迷宮の到達点へとずんずん突き進みます。教えられて頭の中にインプットされている西洋史やキリスト教が、その途中で多くの疑念とともにビネガーの中に溶けて行く感じがします。レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば有名な裏返しの文字による記述に象徴されるように多くの謎をその作品に意図的に残していることで有名です。本書の中にも多く突っ込んだ謎解きが出てきますが、特に下巻の挿し絵にも入れられている『最後の晩餐』の謎の部分が最も興味深かったです。本書を読了後、再度ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を見ると同じ視点では見ることはできないでしょう。レオナルド・ダ・ヴィンチの謎、奥深し。

〜『ダビンチコード(ダ・ヴィンチ・コード)』、ダン・ブラウン〜
posted by 推理小説家 at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | ダン・ブラウン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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