2010年10月26日

『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(☆☆☆☆☆:小説おすすめ度)

『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』は、リリー・フランキーの実体験を基にした長編小説である。

<あらすじ>
読みやすさ、ユーモア、強烈な感動。リリー・フランキーが骨身に沁みるように綴る、母と子、父と子、友情。この普遍的な、そして、いま語りづらいことがまっすぐリアルに胸に届く、新たなる「国民的名作」。母親とは?家族とは?普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。

<感想>
親というのはどんなときでも子供のことを思っているものです。どんな生活をしているのだろう?体調を崩していないか?困っていることはないのか?作者の母も、いつもそんな気持ちだったのでしょう。子供のために苦労することに、なんのためらいもなかった。ですが子供というのは「親の心子知らず」。自分のことしか見えていない部分があります。それでも、作者が母を東京に呼んで一緒に生活したのは、とても親孝行だと思いました。この世の中に父と母は一人ずつしかいない。かけがえのない存在です。オカンの東京での生活は短かったけれど、充実した日々だったに間違いありません。この作品は、作者が自分の母にささげるために書いた作品だと思いますが、私たちはそれを読んで自分自身と親の関係を見つめなおすことができます。ラストは切ないです。親とは、本当にありがたいものだと思いました。

〜『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』、リリー・フランキー〜
posted by 推理小説家 at 08:59 | Comment(0) | TrackBack(1) | リリー・フランキー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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